【Race Report】

2025 鈴鹿サンデーロードレース

開幕戦 JP250クラス


【大会概要】

◇開催日程:2025年4月19日(土)〜20日(日)
◇開催場所:鈴鹿サーキット
       (国際レーシングコース)
◇天候:曇り
◇参戦クラス:JP250(ナショナル)
◇参戦チーム:チームゆめフワIEC+D-nut’s
◇使用マシン:Honda CBR250RR

【レース結果】

◇予選:16番手(クラス9番手)
    /2分35秒732
◇決勝:11位(クラス5位) 8LAP完走
    ベストラップ:2分34秒340

【ポイントランキング】

◇ランキング(ナショナル):5位
◇合計ポイント:11P


林にとって、鈴鹿サーキットでの走行は2024年鈴鹿4時間耐久以来の実戦。

金曜日のフリー走行では、慎重にマシンセットを進めつつ、走行ごとにタイムを短縮。前年タイム(2分40秒561)を大きく更新し、2分37秒581を記録。着実な成長を感じさせる滑り出しとなりました。

迎えた土曜日の予選は、20分間一本勝負。

2周目に自己ベストとなる2分35秒732をマーク。しかし、その直後に赤旗中断。リスタート後もチャタリング症状が再発し、思うようなタイムアップにはつながりませんでした。マシンの空気圧調整を試みながらも、グリッドは16番手からのスタートとなりました。

日曜日朝8時15分、気温18度、路面温度やや低めの中、決勝レースがスタート。

クラッチミートを慎重に合わせ、スタートダッシュを成功させた林は、序盤から4台による11位争いに加わりました。積極的なブレーキングと立ち上がり加速を武器に接近戦を展開。

4周目、最終シケインにて他車と軽い接触が発生。バランスを崩しコースアウトしましたが、冷静にリカバリーし、6周目には再合流。

その後も終盤にかけて抜きつ抜かれつの激しいバトルが続き、最終ラップの名物コーナー・130Rでは、強気な進入で11位争いのトップに浮上。

そのまま総合11位(クラス5位)でチェッカーを受け、今季の鈴鹿開幕戦を無事に完走いたしました。
 

【林夢乃選手 コメント】

「今年から鈴鹿と岡山の地方選にフル参戦することを決意し、新たな環境での挑戦がスタートしました。

この舞台に立てるのも、スポンサーの皆様、チームスタッフ、そして日頃から支えてくださる方々のおかげです。本当にありがとうございます。

鈴鹿での事前走行が十分に取れなかったことは悔しいですが、その中でも自己ベストを更新できたこと、そしてレース中のバトルを冷静に戦い抜けたことは自信になりました。

一方で、フロントのチャタリング対策や、タイヤマネジメントなど課題も多く見えました。

次戦は、5月4日に岡山国際サーキットで開催される『岡山ロードレースシリーズ第2戦』です。

タイムアップと表彰台獲得を目標に、さらに準備を重ねて臨みますので、引き続きご支援・ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。」

◇鈴鹿サンデーロードレース
・第1戦:2025年4月19日(土)〜20日(日)
・第2戦:2025年6月7日(土)〜8日(日)
・第3戦:2025年9月20日(土)〜21日(日)
・最終戦:2025年11月8日(土)〜9日(日)

『YUMENO HAYASHI』
『YUMENO HAYASHI』
『YUMENO HAYASHI』

【Race Report】

2025 OKAYAMAロードレースシリーズ

第2戦 JP250クラス

〜シリーズランキング 2 位浮上〜


【大会概要】

◇開催日:2025年5月4日(日)
◇開催場所:岡山国際サーキット
◇天候:晴れ
◇参戦クラス:JP250(ナショナル)
◇参戦チーム:チームゆめフワ IEC+D-nut’s
◇使用マシン:Honda CBR250RR

【レース結果】

◇予選結果:3番手(1分51秒671)
◇決勝結果:2位 (10LAP 完走)

【ポイントランキング】

◇ランキング:2 位
◇合計ポイント: 33P


今シーズン、林にとって鈴鹿・岡山の地方選ダブルエントリーは初の試みであり、仕事との両立の中で練習時間の確保が大きな課題となっております。そのため、タイムの更新こそ順調ながらも、表彰台へのプレッシャーと焦りを感じての参戦となりました。

開幕戦では 4 位という結果に終わり、今大会こそ表彰台を獲得したいという強い気持ちを胸にレースに臨みました。

本大会の事前走行は前日の 2 本のみ。限られた時間の中でコンディションを整えることが求められました。

タイムはわずかに更新したものの、他選手のペースが速く、思うようなフィーリングを得られない中、メカニックと綿密にマシンの挙動を確認しながらセットアップを調整。前日最終的には 1 分 52 秒 554 を記録しました。

10 分間の予選では、序盤から集中してタイムアタックを行い、最終ラップに自己ベス

トとなる 1 分 51 秒 671 を記録。クラス 3 番手を獲得しました。

決勝ではJ-GP3 クラスとの混走となり、総合 9 番グリッドからスタート。

序盤は他クラスとのペース差やライン取りの違いに翻弄され、自身のリズムをなかなか掴めず、単独での走行が続きました。前方にはクラス 2 番手のマシンが見えていたものの、なかなか距離を縮めることができず、そのままチェッカー。JP250 クラス 3 位でフィニッシュしました。

その後、クラス 2 位の選手がレギュレーション違反により失格となり、林は繰り上がり

でクラス 2 位の表彰台を獲得しました。

【林夢乃選手 コメント】

「今大会では、開幕戦からの成長を確かに感じられた一方で、悔しさも残るレースウィークとなりました。表彰台という結果は素直に嬉しく、支えてくださる皆さまに少しでも良い報告ができたことにホッとしていますが、レース中は思うように差を詰められ ず、やりきれなさも感じています。

今年から導入された新しいタイヤに対しては、依然としてその特性を掴みきれておら ず、走行ごとに変化するマシンの挙動への対応にも苦戦しています。多くの試行錯誤を重ねてはいるものの、まだまだライダーとしての技術も、マシンを引き出す力も不足していると痛感しました。

だからこそ、「もっと強くなりたい」という気持ちは、これまで以上に大きくなっています。

このような環境の中でもレースを続けられているのは、スポンサー様、チームの皆さ ま、家族、そしていつも応援してくださる皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。

次戦に向けて、今抱えている課題を一つずつクリアしながら、より良いパフォーマンスが発揮できるよう準備を進めてまいります。

今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」

◇OKAYAMAロードレースシリーズ
・第1戦:2025年3月23日(日)
・第2戦:2025年5月4日(日)
・第3戦:2025年8月17日(日)
・第4戦:2025年9月7日(日)
・最終戦:2025年11月16日(日)

『YUMENO HAYASHI』
『YUMENO HAYASHI』

@kaenon0602

『YUMENO HAYASHI』

【Race Report】

2025 OKAYAMAロードレースシリーズ

開幕戦 JP250クラス


【大会概要】

◇開催日程:2025年3月23日(日)
◇開催場所:岡山国際サーキット
◇天候:晴れ
◇参戦クラス:JP250(ナショナル)
◇参戦チーム:チームゆめフワIEC+D-nut’s
◇使用マシン:Honda CBR250RR

【レース結果】

◇予選:3番手(1分52秒883)
◇決勝:4位(10LAP完走)
◇ベストラップ:1分52秒708

【ポイントランキング】

◇ランキング:4位
◇合計ポイント:13P


林にとって、岡山国際サーキットでの走行は、2022年11月に一度経験したのみでした。

その後は走行機会がなく、2025年2月末にライセンスを取得。今シーズンのフル参戦に向けて本格的なスタートを切りました。

本大会前の走行は、特別スポーツ走行を含めてわずか5回のみ。

限られた走行時間の中で、コースに慣れながら、毎回課題を持って取り組みました。前日走行では少しずつコースへの理解を深め、最終的には1分53秒721までタイムを縮めることができました。

迎えた予選は、10分間。

序盤から積極的にタイムアタックを行い、最終ラップ4周目で自己ベストとなる1分52秒883を記録。クラス3番手を獲得しました。

決勝はJ-GP3クラスとの混走となり、総合9番グリッドからのスタート。

スタート直後から、同じJP250クラスのライダーとの4位争いに加わり、さらにJ-GP3クラスのマシンも交えて、3台で抜きつ抜かれつの激しいバトルを展開しました。

性能差のあるマシンが入り混じる中でも、ブレーキングや立ち上がりで工夫し、ポジションを譲らない接近戦を続けました。

レース終盤まで一進一退の攻防が続き、最後まで集中を切らさず走り抜き、JP250クラス4位でチェッカーを受け、今季開幕戦を無事に完走いたしました。

【林夢乃選手 コメント】

「初めての岡山ロードレースフル参戦に、少しの緊張と大きなワクワクを抱えながら臨みました。

慣れないコースや初めての本格的なシリーズ参戦に、不安もありましたが、それ以上に走れる喜びを強く感じたレースでした。

このような挑戦の機会をいただけたのも、スポンサーの皆様、チームスタッフ、そして日頃から応援してくださる皆様のおかげです。

心より感謝申し上げます。

まだまだ課題は多く、特にレース展開の中で瞬時の判断力や、マシンを活かしきる走りに磨きをかける必要性を強く感じました。

しかし、限られた走行時間の中でも確実に成長できた手応えもあり、次戦に向けてさらにモチベーションが高まっています。

これからも練習と経験を重ね、タイムアップはもちろん、表彰台獲得を目標に一歩ずつ前進してまいります。

引き続きご支援・ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」

◇OKAYAMAロードレースシリーズ
・第1戦:2025年3月23日(日)
・第2戦:2025年5月4日(日)
・第3戦:2025年8月17日(日)
・第4戦:2025年9月7日(日)
・最終戦:2025年11月16日(日)

『YUMENO HAYASHI』
『YUMENO HAYASHI』
『YUMENO HAYASHI』